Sona
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ガイド

もう一度・難しい・普通・簡単:カードの評価の選び方

4 つのボタンがカードのスケジュールに実際に何をするのか、どれを押すか決めるための 2 つの質問、そして迷いやすいケース(まぐれ当たり、半分だけの正解、時間のかかった想起)。

Sona の復習は、毎回同じ 4 つのボタンで終わります。もう一度、難しい、普通、簡単です。FSRS があなたから受け取る情報はこれだけです。カードをどれくらい見つめていたか、心の中で何をつぶやいたかは見えず、どのボタンを押したかだけが伝わります。正直に評価することがなぜ大切かは、間隔反復で学ぶで説明しました。この記事が扱うのは、その瞬間そのものです。カードをめくったものの、どれを押せばいいか迷っている、あの瞬間です。

2 つの質問を、この順番で

1. めくる前に、本当に答えを思い出せていたか? 思い出せていなければ、もう一度です。どれだけ惜しかったか、今見ればどれだけ当たり前に思えるか、次は絶対わかると思えるかに関係なく、もう一度です。

2. 思い出せていたなら、どれくらい苦労したか?

  • 難しい:たどり着きはしたものの、かなり頑張った。あるいは迷っていて、裏面を見るまで自信がなかった。
  • 普通:ふつうのペースで思い出せた。これが基本で、正解の大半はここに入るはずです。
  • 簡単:一瞬で、何の苦労もなく出てきた。このカードはいつもよりずっと長く見なくても平気だと思える。

ルールはこれで全部です。ここから先は細かい話です。

それぞれのボタンが実際にすること

推測する必要はありません。各ボタンの下にある小さなラベルは、その評価で設定される間隔そのものです。押したときに動くのと同じ FSRS のコードで計算されています。新しいカードでは、ボタンの列はこうなります。

新しいカードの 4 つの評価ボタン:もう一度は 5 時間後、難しいは 1 日後、普通は 3 日後、簡単は 16 日後

カードに履歴がたまると、差はずっと大きくなります。20 日前に最後に見て、予定どおりの日に復習しているカードでは、同じ列がこうなります。

評価 次の復習 カードに起きること
もう一度 3 日後 忘れたとみなされ、安定度が大きく下がり、難易度が上がる
難しい 28 日後 覚えていたとみなされる。間隔は少し控えめに伸び、難易度は少し上がる
普通 2 か月後 覚えていたとみなされる。ふつうの一歩前進
簡単 6 か月後 覚えていたとみなされる。大きく伸び、カードは「易しい」側に寄る

ここで目立つ点が 2 つあります。間隔を縮めるのは「もう一度」だけで、20 日から 3 日まで戻ります。そして**「難しい」でもカードは前に進みます**。28 日は、今回待った 20 日より長いのです。

「難しい」は合格であって、半分の不合格ではない

これがいちばん多い誤解です。学校の採点の感覚だと、「難しい」は「ほとんど間違い」のように聞こえるからです。FSRS での「難しい」の意味は、苦労したけれど覚えていたです。カードは復習の状態にとどまり、間隔は伸び、Sona の定着率の統計でも成功として数えられます。

ですから、実際には思い出せなかったカードに「難しい」を押しても、「もう一度」のやさしい版にはなりません。スケジューラーに「覚えていた」と伝えることになり、次の復習が本来より先に延びてしまいます。さらに、ダッシュボードとデッキページのよく間違えるカードからも外れます。ここに数えられるのは「もう一度」だけだからです。思い出せなかったなら、「もう一度」を押してください。

迷いやすいケース

当てずっぽうで、たまたま当たった。 もう一度です。まぐれ当たりは想起ではありませんし、次もまぐれが続くとは限りません。

半分だけ思い出せた。 カードが 2 つのことを聞いていて 1 つしか答えられなかったなら、もう一度です。そして、そのカードは 2 枚に分けるべきだというサインでもあります。分け方の例は良いフラッシュカードと悪いフラッシュカードにあります。

裏面を見た瞬間に「見覚えがある」と感じた。 「あ、そうそう、それだ」は再認であって、想起ではありません。もう一度です。

わかっていたけれど、言い方が違った。 普通です。評価するのは、考えを思い出せたかどうかで、言い回しが一致したかどうかではありません。

思い出せたけれど、長く考え込んだ。 難しいです。遅いけれど正解、というのがまさに「難しい」の役目です。

新しいカードで、もう知っている内容だった。 簡単です。最初の復習で「簡単」を押すと、3 日後ではなく約 2 週間後に設定されるので、すでに知っているカードはすぐに道を空けてくれます。

普通と簡単で迷う。 普通です。「簡単」は、明らかに簡単すぎると感じるときのものです。考えないと決められないなら、それは簡単ではありませんでした。

知らないうちに効いてくる悪い習慣

  • 今後のキューを小さくしたくて「簡単」を押す。 効率的に感じますが、あとでつけが回ってきます。カードは何か月も先に戻ってきて、そのころには忘れていて、一から覚え直すことになります。
  • 失敗した気がして「もう一度」を避ける。 「もう一度」は罰ではなく情報です。間違えたカードは少し間を置いて戻ってきます。新しいカードなら数時間後、古いカードなら数日後です。それこそ、もう一度見るのがいちばん効くタイミングです。
  • カードの重要度で評価する。 大事なカードでも、よく覚えているなら普通です。FSRS は記憶にもとづいてスケジュールを組み、優先度は見ません。来週の試験に出るから特に練習したいなら、スケジュールに影響しないクイズが向いています。
  • カードではなく分野を評価する。 難しい分野にも、すっかり覚えているカードはあります。評価するのは、このカードの、今回の想起です。

Web ではもっと速く評価できる

Web では、Space か Enter でカードをめくり、1、2、3、4 でそれぞれ「もう一度」「難しい」「普通」「簡単」を押せます。上の 2 つの質問に慣れてしまえば、ほとんどの復習は数秒で終わります。